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痛風の診断

痛みの発作が出て、すぐに病院に行こうと思ったあなたは偉いです! 若い働き盛りでも増えてきた痛風。日常生活だけではなく、仕事にもかなり影響するでしょう。仕事が忙しいからといって放っておくと、治療にも時間がかかってしまいますので、早めに治療にとりかかり、元気いっぱいで仕事に励みましょう!

痛風の検査

痛風の検査痛風と診断されるには検査をしなければいけません。1年に1度、健康診断を受けていますか? 大きな会社でしたら恒例行事として行われているでしょう。血液検査で血中尿酸値を測定していれば、痛みの発作が起こる前に痛風を発見することができます。しかし、多くの場合は痛みの発作があって初めて痛風を疑うのではないでしょうか。痛風を疑っての病院においての検査は、血液検査やX線検査、関節液の採取などがあります。

血液検査

何はともあれ、血清尿酸値の測定をします。痛風にはかならず高尿酸血症が存在するためです。尿酸値の平均値を上回っていると、ほぼ痛風と疑ってもいいでしょう。

尿酸クリアランス・クレアチニンクリアランス検査

これは、痛風の原因となる尿酸が増える原因と、腎機能が正常に働いているか調べる検査です。高尿酸血症が認められたら、それが何の原因でなっているのかを調べなければいけません。

尿酸が過剰に作られてなったものなのか、排泄されずに数値が上がってしまったものなのかを見分けなければなりません。そうすることにより、適切な薬を使用でき、経過もよくなります。同時に負担がかかっているであろう腎臓の検査も行います。

超音波検査・CT検査(腎臓)

患部の痛みを取ることが先決なのですが、命に関わることもある腎臓の検査は重要です。腎臓内に痛風結石ができていないか、尿酸が沈着していないか、腎臓が萎縮していないかを調べます。

尿の中の尿酸濃度の測定・尿のph検査

痛風になったら、増えてしまった尿酸をスムーズに対外に排出しなければいけません。尿が酸性に傾くと、尿酸が溶けにくくなります。ですから、尿のphがどちらにかたむいているのか調べなければいけません。必要に応じて尿酸濃度も測定します。

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合併症の有無を調べる

痛風は、尿酸値ばかりに気をとらわれてはいけません。痛風と同時に合併症を併発している場合もあるので、これらの検査も必要になってきます。

腎障害・尿路結石

腎臓から排出される尿酸が、尿酸値が増えるために腎臓に沈着すると、腎臓に障害が出てきます。症状が重くなると腎不全を起こしかねなく、人工透析が必要になってしまう場合もあります。また、尿酸が尿路で結晶化すると、尿路結石やカルシウム結石の原因となったりしますので、きちんとした検査が必要です。

肥満

痛風の原因である、高尿酸血症の原因の一つに、アルコールの摂り過ぎ、過食なども挙げられるため、痛風にかかっている人の多くは肥満を合併しています。肥満の程度が高くなればなるほど高尿酸血症の頻度も高くなります。

高血圧

高血圧とされるのは、血圧の上の数値が140、下が90以上と別な項でも述べてきましたが、この高血圧と高尿酸血症を一緒に患っていると、尿酸値を下げる作用のある降圧剤を服用しなければいけません。

高脂血症

肉類が好きでお酒も大好きと言う人は、高脂血症の人にたいへん多いのですが、このタイプは痛風患者の人にもそのまま当てはまってしまいます。原因になるものが同じなため、痛風の人の大部分は高脂血症も合併症としてもっていることが多いのです。

糖尿病

痛風と糖尿病の共通点は、代謝異常が起こって発病するということです。痛風は尿酸値、糖尿病は血糖値が高くなることが違うところです。痛風にかかっていて肥満でもある人は、耐糖能異常を合併していることも多く、反対に、肥満ではない痛風患者には合併が見られないことから、共通の原因として、過食であることが挙げられるでしょう。

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